五虎退になるための修行。(訳:五虎退のコスプレ制作)
コスプレ制作、というよりは手直しの話です。
前回の記事で書いたように、自作しているとイベントに間に合わなかったので初めてネット通販で業者製の既製品を購入しました。
数ある出品の中から、サンプル写真を見比べて「ここめっちゃ再現度高いじゃん!」っていうところを発注したのですが、実際届いた物は造りも素材もデザインも写真と異なったので残念な気持ちでした。覚悟はしていましたが・・・
帽子の飾りだけは洋風なリボンがついていてイメージ損ないそうだったので、100均の紐買って飾り結び作って簡単な手直しをしてイベントに参加しました。
今後も続けようかなと思っていたので、思い切って気になる部分をすべて手直しすることを決意。というか何より、作る過程が好きなのです・・・(笑)
以下、その話をグダグダと綴っていきます。
様々なコスプレ造形に関するサイトを訪問させていただいて基本は知ったのですが、予算も所持品も初心者金欠レイヤーにはなかなか難しかったので可能な範囲での制作となっております。
私のような初心者レイヤーさんのコスプレ開始のちょっとした手助けになれば幸いです・・・。
◆防具類
主材料はリアラボード(ライオンボード)。現在帰省中の田舎では絶対に購入できない物だったので札幌のアニメイトで購入しておきました。500円くらいのを買ったけど半分以上余ってます。笑
あとはリボン類を飾りや固定にする予定だったのでそれも札幌の手芸屋さんで購入。結局足りなくなって地元で買い足しましたが・・・
加工の手順としてはこんな感じです
- 厚紙でどんなものにするか型紙を造り、リアラボードにシャープペンシルで写して切り抜く。ハサミやカッターでさくさく切れて快感。。。笑
- 熱で変形させる。私はライターで下から炙って、曲げたまま息を吹きかけて冷やしました。近すぎ注意。燃えます。そして換気大切。
- スプレーで塗装する。本当は下地材を塗ってから塗装するほうがいいらしいのですが、そんなお金なかったので直接塗装しました。発泡スチロールやプラスチックに塗装できる種類で500円くらいのやつをホーマックで購入。わりと問題はなかったです。
塗装しないで合皮などの布を貼った方が金属感が出るみたいです。100均でも金色の貼れる布とか売ってました。私は継ぎ目とか曲面を綺麗に貼れる自信がなかったので、スプレーで。。。
アレルギーの心配があったので、直接肌に触れる裏の部分だけは布を貼っておきました。
※一応撮ってたので制作過程の写真を。
◆武器類
1日で急いで作り上げた「短刀第一号」は長さもクオリティも本家丸無視状態だったので、こちらも作り直し。
短刀って言えない長さ。近くで見ると布も上手く貼れてなくて継ぎ接ぎ・・・。
主材料はダイソーで買ったおもちゃの刀。本当にダイソー、キャンドゥ様にはお世話になりまくりです。
加工の手順はこんな感じ。
- 元々ついてる紐やシールを剥がす。
- 鞘と刀身を切って短くする。カッターでいけました。全体的に中が空洞なので、刀身は根元に近い部分で輪切りにして柄の部分まで押し込むと好きな長さに調整できるので楽でした。
- スプレーで刀身と鞘に塗装する。鞘が黒だったので、下地をできるだけ薄い色にするためです。刀身は気力があればアルミホイル貼ってもいいかも?
- 飾り付け。
シールを剥がしたところに金色の紙を貼ったり、白い靴紐を巻いたり、水玉の布を張ったり。ほぼ全部100均。
鞘の布はとりあえずベタッと貼ってからカッターで余分な部分を取り除くと楽でした。
紐の飾りは柄頭を抜いて無理矢理ハサミで穴を広げて通しました。
ちゃんと説明になっているか微妙ですが以上です。
衣装は作ったことがあっても固形物(?)は作ったことがなく「いつかやってみたい」という気持ちがあったので目標達成できました。
あとは胸元の飾りと、靴下をなんとかしたいものです。
靴下は下がるし長いし破れるしで、完全に作り直すべきなのか・・・。汗
夏休み中に自宅の和室か祖母の家の裏にある海岸で撮影してみたいなと企んでおります。